オリンピックも佳境に入ってきましたね。
仕事どころではないくらい
もとい、オリンピックなどには目もくれず、仕事に心が浮き立っています。
メダル圏内に入ってきた競技もあり、とても楽しみです。
ーーーでも、今夜は寝不足なので、早めに寝ます。がんばれ、ニッポン!
とか、いいつつ・・・・前回の続き・・・
その日は、いつも診てくれている医師がなかなか私を呼びません。
「まあ、予約外だからなあ・・・しょうがないさぁ・・」
と、お気楽に待っていました。
その日は、私一人で病院へ行っていましたし、目もかなり回復していたので、何とかひとりで行けました。
すると、いつもとは違う、「偉いお医者さん」(今は、馬鹿話もしあえるほど、仲がいいし、歳も近いことがわかったのですが・・・・・)が、待ち合いの場所へやってきました。
「TOMさん(私のことです)ね。ちょっと、私の診察室へ・・・・」
「あれぇ~~、いつもと違う先生じゃない。しかも、もう昼時だし、ああ、食堂にラーメン食べに行こうと思っていたのに・・・(←アホな患者の典型ですね)」
しか~~し、診察室にはいると、いつも以上に凄い数の学生さん!やけに静かな診察室・・・・・・「ねえ、みなさん、なんなのでしょうかぁ~~」
そのお医者さんは、いろいろと診察し、学生さんは一生懸命に見ています。
でも、雰囲気が重い!重すぎる!!
ベッドに寝て、あれこれと、医師に言われるがまま、学生さんには、見られるがまま、(動物園の動物の気持ちがわかります・・・・すみません、不謹慎でした。)診察されます。
すると、寝たまま、医師は私の耳元で、こう話し始めました。
「TOMさん、我々も全力を尽くしてがんばります。しかし、TOMさんががんばってくれないと、我々医者もがんばれません。長い闘いになります。・・・・・・もし・・・・よかっったら、私がTOMさんの主治医にならせてもらっていいですか。」
私を、お医者さんも、多くの学生さんたちも「じ~~」と見つめています。
そのときでした・・・・私のおなかは、ラーメンが食べられずにいたためでしょう・・・・
「ぐ~~~~~~~~~~~~~~」と、かわいく鳴りました。lllorzlll
場が少し和みました。元来、シリアスなことが苦手な私は、正直ほっとしました。
しかしながら、(いまもそうなんですが、主治医と私は、気が合うのか??、シビアなことを、お互いに笑顔で言い合える、きわめて貴重な人間関係を築き上げることができています。)その後の話は、結構重いものでした。
主治医は言いました。「ご家族の方は?」
私「はあ、今日は一人で来ました」
主治医「そうですか・・・。これからは、出来る限り、奥様も一緒にご来院願いたいのですが・・・。」
私「はあ・・・」
主治医「今までの薬は、新薬も含めて、すべて差し替えます。・・・・・・・TOMさんの病気は、大至急、脊髄や脳の詳しいMRIを撮って確認しますが、かなりの確率で反射性交感神経性ジストロフィー症(RSD)だと思います。この手などの様子で、RSDは確実かとは思いますが、多発性硬化症の可能性も捨て切れません。」
私「あの・・・なんか、よくわからないのですが・・・紙に書いてもらえますか?」
主治医「ああ、そうしたほうがいいですよね。いずれにしろ、難治性の疾患の可能性は確実かと思います。手足はどうですか?」
私「左手足は、かなり・・・。目は、時々、アナウンサーの目が4つに見えます。」
主治医「そうですか(←動揺なし、さすが!)、しかし、気にしないことです。目が4つになっても6つになっても、今は気にしないでいくしかないです。」
私「そうなんですかぁ(←納得したわけでもないのに、返事をする患者発見!)」
主治医「とにかく、MRIを至急撮らなければいけません。私は99%RSDかとは、思っていますが・・。」
私「その、今話された あ~るえすでい って、なんですか?」
主治医「特効薬がない疾患です。私もジストロフィーの患者さんを専門としていますが、RSDは、年間に3人以上、患者さんを診たことがありません。そのくらい、マイナーな病気です」
私「・・・・・・・・・・・・・・・はあ・・・・・・」
そして、病院から知らされたMRIの結果、私は現在の主治医の見立て通り「RSD」と診断されました。
実は、これは、今もがんばっている病気との闘いの本当の序章だったのだと思います。
ある朝、私は目が覚めて起きようとしました。しかし、左足が動きません。左手はしびれたままです。
「左足」に気持ちを集中させますが、動きません・・・・・・・。布団をつかもうとする左手は、マットを持つかのように重く感じられます。
私は、とっても、怖くなりました。
それは、「トイレに間にあわない~~~~」という恐怖でした。(アホです、ああ、何という心配をしているのでしょう)
大声で女房を呼んでいるうちに、体が動かせるようになってきました。
・・・・・・・そして、いよいよ私は病院へ。衝撃(?)の宣告をされるのは次回です。
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